雨の土曜日

 朝早くに所用で京都へ。事前にスマホでチェックしておいた天気予報によれば、陽が昇る頃には前夜からの雨は上がっているはずでしたが、普通に雨がシトシトと降っておりました。仕方がないので京都駅のコンビニで大きいサイズのビニール傘を買ってから移動しました。新幹線も京都の駅もコロナの影響が一番ひどかったときに比べればかなり人の数が多くて、インバウンドはまだですが、日本人に限って言えば概ね回復しているような印象を受けました。

 行きの新幹線の中では『生物学探偵セオ・クレイ』シリーズの2作目『街の狩人』を読み終えました。主人公のセオ・クレイは今回も自分の学問の専門知識や技術を前作よりもパワーアップさせた形で駆使して犯人を追い詰めていきます。しかし、犯罪の種類が今回は小さな子供が対象となるものであった部分には抵抗を感じ、途中で読むのをやめようかとも思ったのですが、どうしても結末が知りたくて結局最後まで読んでしまいました。