古民家カフェ

 会社帰りに時々立ち寄る駅前の書店はワンフロアしかないけれど幅広いジャンルの本を取り揃えています。そうすると必然的に棚と棚の間は狭くて、人が立っていると「ちょっとすいません」と言ってどいてもらわなければ通れないエリアもあります。そうやって通してもらうのもお互いに煩わしいので、遠回りになっても隣の棚と棚の間を通り抜けることもあります。先日もそうやって自分の本意ではないけれど人が居たから仕方なく通った棚に置いてあった本がたまたま目に入りました。こういうのもまぁ何かの縁だと思い、その本を手にとってパラパラとページをめくってみると面白そうだったので、当初の予定にはありませんでしたがその本を購入しました。それは『京都古民家カフェ日和』という、その名の通り京都にある古民家カフェのガイドブックでした。そこで紹介されているカフェの写真は味があって、京都のような歴史の古い街だからこそ醸し出せる趣が感じられました。京都へは所用でよく行くので、ついでに行ってみたくなりました。こういう本に載っているようなお店は人気があって従来であれば混雑していたことでしょうが、今はコロナ禍でお客さんは少なさそう。行ってみるなら、緊急事態宣言が解除される6月20日までが狙い目かも。