朝まで眠れなかったこと

 常に慢性的な睡眠不足状態なので、たとえ電灯がつけっぱなしで煌々と明るい状況であっても、何か嫌なことがあってムシャクシャしていようと、横になればすぐに寝入ってしまいます。ところがここ最近では2回ほどいつまでたっても眠れないことがありました。ひとつは1週間ほど前に小曽根真上原ひろみのジャズ・ピアノのライブを聴いた後のことで、その時は結局明け方の5時頃まで眠れませんでした。そしてもうひとつはつい先日、急にAC/DCというロック・バンドの曲が聴きたくなって、彼らの10年ほど前の”Iron Man 2”というアルバムをiTunesからダウンロードして、その中の"Thunderstruck"という曲を何回か繰り返し聴いたら眠れなくなってしまいました。これら2回の眠れなかった時に共通しているのは「音楽を聴いた後」だったことで、音楽がまるでカフェインの濃度がやたら高い飲み物のように私の精神を昂ぶらせたのでした。こんなことは今までに無かったことです。眠ることにも意外と体力が必要で、年齢を重ねて体力が衰えてくると眠ることも上手く出来なくなってしまうのかもしれません。

 ちなみにThunderstruckとは「(雷にうたれたかのように)びっくり仰天する」という意味です。


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