第6波

 先日、うちの会社の産業医が新型コロナについて次のように言っておりました。「日本では感染者が非常に少なくなっているが、イベント等の制限緩和が進み、出かける人の数が増加しており、第6波が起こる可能性はある。それに備えてワクチンの3回目の接種が予定されており、医療従事者には12月から接種が開始される。一般の人への3回目の接種は2回目から概ね8か月以上経った人が対象となる。3回目は集団接種会場が大幅に少なくなるため、医療機関での接種がメインとなる見込み」ということらしいです。ワクチンの3回目の接種計画がちゃんと進行していると知り、ちょっと安堵しました。現在、日本においてコロナの感染者数が減少している理由については、幾つかの説があるようですが、やはり一番大きいのはワクチン接種が進んだことなんだろうけれど、海外ではワクチンの接種率が高くても依然として感染者数が多いところもあるので、日本ならではの他の要因もあるのでしょうね。今の水準あるいはそれ以下に感染者数を抑え込み、第6波の襲来を回避するには、取り敢えずは海外からの人の流入は制限したままにしておいた方が良さそうな気もするのですが、海外からの人材をあてにしている業種は持ち堪えられなくなってしまうのか。ピンチではあるけれど、これまでのやり方を見直す良い機会のように思えます。