ランチ

 お客様を自宅にお招きして暫し歓談の後、駅に隣接する高層ビルの最上階にあるレストランでお昼ご飯を食べました。このフレンチレストランには数年前に2、3回来たことがありました。その当時は確か普通のフレンチレストランだったような気がするのですが、現在は「創作フレンチ」となっていました。フレンチに限らず、この「創作」というのが曲者で、伝統的なフレンチなり和食なりをちゃんと極めた上で、それを踏まえての「創作」であれば、いわゆる「守破離」の段階を経ていれば、それは素晴らしいのでしょうけど、正統な料理を作る技量が無いから初めっから「創作」と名乗って誤魔化していることも巷には少なからずあるので、一抹の不安がありました。しかし、ネットの口コミを見る限り、料理に関しては高評価が多数を占めていたので、それを信じてこのレストランに決めたのでした。そしていざ実食。

まず出てきたのが「世界最小のパスタ」と言われるクスクスを使った前菜で、その次が愛知県の知多半島でとれた真蛸とワカメのフリュイ・ド・メール(海の幸の盛り合わせ)。

続いて出てきた魚料理は鰆。

肉料理は本来のコースはポークのソテーでしたが、料金を追加してビーフにランクアップしました。フィレ肉はとても柔らかくて美味。私は普段はビーフもポークも食べないのですが、こういう特別な席では食べることにしています。

そしてデザートはクリームチーズケーキと抹茶のクランブル。濃厚なクリームチーズケーキの上に抹茶風味のそぼろ状の物体(ビスケットを砕いたような食感でした)がのせられていて、レモンシャーベットが添えられていました。

これらの料理がお客様のお口に合うか心配していたのですが、満足して頂いたようで安心しました。