金の時計

 平日の出勤日とほぼ同じ時刻に名古屋駅に到着。新幹線の券売機に向かって歩いていると若い女性(18か19歳ぐらい)の2人組に呼び止められて「金の時計ってどこにあるんですか?」と尋ねられました。名古屋駅のコンコースには「金の時計」という文字通り金色の時計があって、待ち合わせ場所として利用されています。この2人の女性もお友達と待ち合わせの約束をしたのでしょうが、名古屋駅にはあまり詳しくないようです。焦っているような表情をしていることから、待ち合わせの時刻に既に遅れてしまっているように見て取れました。私は勿論「金の時計」がどこにあるのかは知っていますが、呼び止められた地点から「金の時計」へ行くにはクランク状の通路を経由することになります。下図のA地点が呼び止められた場所で、B地点が金の時計の場所です。

 このルートを口で説明して分かってもらうのは若干面倒だなと思ったので、途中まで一緒に行ってあげることにしました。2人は焦っているので速く進んだ方がよいのでしょうけど、彼女たちはスーツケースを引きずっているのであまりスピードを上げるわけにもいかず、何とも中途半端は速さの小走りで走っていきました。そしてクランク部分を抜けると、「あとは暫く行って広いスペースに出ると右手に金の時計があるからね」と説明し、そこで彼女たちとは別れました。多分、友達と待ち合わせをして、高速バスで東京ディズニーランドとかへ遊びにでも行くような感じでしたが、間に合ったのかな。