水無月の京都

 そういえば、先日京都へ行った際、いつものように伏見大社稲荷へ参拝したのですが、入口の鳥居が足場で囲まれていました。改修工事かと思ったら塗り替えのようでした。

 鳥居をくぐって進んでいきますと、楼門に茅の輪がありました。毎年この時期になると「疾病退散と罪穢れを取り除く」ために設置され、確か昨年もこの茅の輪の写真を載せた記憶があるのですが、ああもうそんな季節になったんだなぁと思いながら、輪をくぐり抜けました。

 本殿の後ろにある稲荷山の中を歩いていくと手水場の水の中に紫陽花と葉っぱ(楓?)が沈めてあり、季節を感じるというか、風情があるちょっとした演出は京都らしいです。

 伏見稲荷大社の中は中高生の修学旅行客でごった返していて、ここ最近では最も混雑していて、活気がありました。まあ、神社仏閣に活気が必要かどうかはともかく、周辺の土産屋や飲食店はやっと商売ができるようになったことを喜んでいると思われます。ただ、個人的にはこれ以上は混雑してほしくない気はします。