通院

 本日も有給休暇を取って父を連れて大学病院へ検査に行ってきました。病院へ着いてからどの窓口で受付をして、検査や診察を済ませて、最終的にお会計を済ませるという一連の手順を父自身が覚えてくれて私が付き添わなくても独りで行けるようになってくれることを期待していたのですが、本人にはそういう心構えが全く無いようで、毎回まるで初めて来た時のように全てを私が行わなくてはなりません。病院の入口でサーモセンサーの前に立って体温を自動的に測定するのさえ、これまでに数回行っているのにいまだに独りではできず、今日などはスマホぐらいのサイズのサーモセンサーに直接おでこを接触させて体温を測ろうとしていたのには驚きました。あと、病院への行き帰りはタクシーを利用しているのですが、料金を1万円札で払おうとするので今回も私が代わりに千円札数枚で支払っておきました。1万円札は嫌がられるので、タクシーに乗る時は事前にちゃんと千円札や細かいお金を用意しておかなくてはだめだよとおしえるのですが、これも学習してはくれないだろうな。まあ、1万円札すら持たずに乗車するよりはマシですが。老人になると誰かのサポート無しでは通院さえままならないことを実感すると同時に、私が今の父親ぐらいの年齢になった時には身内には付き添ってくれる人はいないので、病気になったらどうするのだろうかと考え込んでしまいました。病院へ通うわなくてもいいような身体を維持するしかないので、今のうちから健康には留意せねば。