投票

 朝から雨が降っていて、それでも幾つか用事を済ませて、何とか時間を捻出して夕方に参議院選挙の投票に行ってきました。選挙区は5人が立候補していましたが、「この政党に私が一票を入れるなんてことはあり得ない」という政党に属する候補者が3人いたので、実質的には2人の候補者のどちらに入れるかという二択でした。そのうちの1人が現職で、この6年間に特に問題も起こさずにいたのですが、これといって目立った功績もありませんでした。もう片方は新人で、演説で主張している内容は至って普通で面白味は感じられないのですが、一生懸命に訴えている姿は惹かれるものがあり、この人に託してみたい、という気持ちになったので、その人に一票を投じました。

 比例代表の方は、誰に入れるかははっきりと決まっていたので、少しも迷うことなく、その人の名前を書いて投票しました。

 夜の8時を過ぎると、選挙関係の特番がテレビで一斉に始まりました。私が選んだ候補者がどうなったのか関心があったので見ていると、選挙区は残念ながら現職に負けてしまいましたが、予想していた以上の得票数で現職を追い上げていました。この選挙区は保守系が強いのですが、おそらく若い世代はそうでもないようなので、今後は逆転することもあり得そうですし、逆転しないまでも、保守系にとって強い刺激となることは良いことだと思います。比例代表の方はめでたく当選しました。この議員は2回目の当選で、1回目に当選した6年前からかなり精力的に活動し、またそれを主権者である国民に分かるように発信し続けてきたので、これからの6年間の任期においても、益々頑張ってほしいものです。