若く見えるコツ

 ある医師のユーチューブ動画で「若く見える」ことについて話していました。どこの国のいつ頃の研究なのかは不明ですが、50歳以上の女性で若く見える人を対象に調査したところ「太ももの筋肉量が多い」という共通点があったのだそうです。筋肉というのは鍛えていなければ減っていきますので、筋肉量が多いということは、筋トレや筋肉を刺激する行動(よく歩いたり、重いものを持ち上げたり)を日常的に行なっているということに他なりません。

 一方「若く見える」ことの生理学的要因は「成長ホルモンの分泌が多い」ことであります。ではその成長ホルモンがどんな時に分泌されるかというと、子供の場合は特別なことをしなくてもどんどん分泌され、成長期を過ぎると分泌量は減っていくのですが、大人になってからでも成長ホルモンの分泌を促す方法が2つだけあって、それが「睡眠」と「運動」。質の良い睡眠をしっかり取って、運動を行うと成長ホルモンがたくさん分泌されて新陳代謝が良くなり、例えば肌ツヤが良くなるなどの内面から若返る効果が期待できるそうです。他の動画や書籍に書いてあったことを補足すると、個人差はありますが一般的には睡眠は7時間前後が適当で、運動に関しては激しい運動は逆効果であり適度な運動にとどめておくのが良く、運動の種類としてはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動でも筋トレでも効果はあります。筋トレは「若返りの効果」が意外と高いのですが、筋トレを行なっている女性は少ないみたいで、ムキムキになってしまうのが嫌だというのがその理由らしいのです。男性だって相当激しい筋トレを長期間に渡って行わないとムキムキにはならないので、女性が適度な負荷で筋トレを行うぶんには全く問題は無いので安心して筋トレを行なっても良いみたいです。