靴下

 先日、あるラジオ番組を聞いておりましたら、お笑い芸人のM氏が子供の頃の話をしていました。あまり裕福ではない、どちらかと言うと貧しかったM氏の家庭では衣類も十分に持っていたわけではなく、靴下においては穴が開いたり踵が擦り減っても履き続けたそうです。そうなると当然ゴムもゆるゆるになってくるので、輪ゴムをはめて靴下がずり落ちないようにしていたのだとか。そのままでは輪ゴムが見えて恥ずかしいので、折り返して輪ゴムを隠していたそうです。翻って私の子供時代を思い出してみると、さすがに穴が開いたり踵が擦り減って地肌が透けて見えるようになれば捨てていましたが、ゴムが少々緩くなったぐらいでは捨てることを許してもらえませんでした。そこで輪ゴムを使った記憶は無いのですが、ソックタッチというスティックタイプ容器に入った接着剤があったことを思い出しました。その接着剤を肌に塗って、靴下と肌を接着してずり落ちないようにしたのでした。ただ、強力な接着力ではなくて、あまり役に立たなかったので、頻繁に使用するようなことはありませんでした。ソックタッチなんてもう売ってないんだろうなと思ってアマゾンで検索したら驚いたことにまだ売っていました。レビューを見ると普通の靴下に使っているようですが、ルーズソックスを履く際にも使われていそうな気がします。