紅茶とコーヒーのどちらが好きかと問われれば、迷うことなくコーヒーと即答するのは間違いありませんが、決して紅茶が嫌いなわけではありません。とりわけ今ぐらいの暑い夏に飲むアイスティーはアイスコーヒーよりも好きで、特にお気に入りなのが紅茶花伝のピーチティーです。これを飲むまでは桃と紅茶がこんなにも相性が良いとは知りませんでした。そして実は自分は桃という果物が大好きなんだということをあらためて認識したのでした。

 その一方で、本物の桃を最近は口にしていないことに気がついた私は、昨日、高島屋の書店に行った帰りに地下食料品売場へ立ち寄り、桃を買い求めました。名古屋の高島屋であれば、東京でいうところの千疋屋のような高級フルーツを扱うお店がテナントとして入っているのですが、そこは高島屋といえど岐阜店なので高級果物店は入っておらず、スーパーよりは幾らかお高い程度の桃しかありませんでした。仕方がなくそれを購入。桃は冷やし過ぎるとかえって美味しさが損なわれるそうなので、冷蔵庫で2〜3時間冷やしてから食べてみたところ、美味しかったのですが、期待していたほど甘くはありませんでした。むしろ紅茶花伝のピーチティーの方が桃本来の美味しさを表現できているように感じられました。