火曜雑感

 10年に一度の寒波という言い回しを数日前から集中的に幾度も目にし耳にして散々脅かされていて、一体どんな超弩級の寒さがやってくるんだろうかと、寒波が来る前から恐ろしくてガタガタ震えていたのですが、実際にはそれほどでもなくて、これぐらいの寒さなら毎年あるような気がします。というのはあくまで現段階の話で、今夜から明日の朝にかけて猛吹雪となって電車が運休になったりするのかもしれませんが。

 会社帰りの電車の中では主に読書をしていて、現在読んでいる本の中に札幌グランドホテルの『原生林』というメインダイニングが登場して興味をそそられました。3月に札幌へ行く予定なので、その際に訪れてみたいものだと思って調べてみたら、『原生林』という名のレストランは現在は存在しないということが判明。残念。

 菓子パンはできるだけ食べないようにしているのですが、あんぱんだけはたまに食べます。しかし巷のあんぱん事情に「異変」が起こっていることに最近になって気が付きました。あんぱんの品数が減ってきているのです。ほんの何年か前までは、フジパンだか山崎パンだかのあんぱん、コンビニのプライベートブランドのあんぱん、更にはあんドーナツやあんデニッシュなんかが棚に並んでいたのですが、最近はかつてのような品揃えのバリエーションがなくなりつつあって、あんぱんは1種類しか置いていない、あるいはあんぱんが全く無いコンビニもあったりします。あんこ大好き、あんこMy Loveの私としては、これは由々しき問題なのであります。あんぱんは最もオーソドックスで最も長い歴史を持つ菓子パンなのに、どうしてしまったことなのか?最近の若い消費者はあんぱんなんて食べないのか?それとも小豆価格が高騰するなど、製造コストが上昇して採算が合わなくなってきたのか?