秋の夜長の推理小説

 ここのところ「これを読みたい!」と思わせてくれるアクション小説に巡り会えず、悶々とした日々を過ごしていました。書店の棚には一応そのジャンルの本がズラッと並んではいるものの、面白そうなものはあらかた読んでおり、新作がなかなか登場しないというのが私がいつも立ち寄る書店の現状です。その書店の棚で暫く前から勢力を拡大しているのがミステリー(推理小説)系です。こちらは次から次へと新しい本が追加されていきます。仕方がないので、それらのタイトルをざっと見て、ピンとくるものがあれば手に取って少し読んでみたり、スマホを取り出してアマゾンでレビューを確認してみたりするのでした。そんな中、先日、レビューでの評価が良かったこともあって購入したのがイギリスの作家の『自由研究には向かない殺人』という推理小説です。舞台となるのはイギリスの郊外、主人公は女子高生で、学校の課題の自由研究のテーマを「5年前にこの街で起きた殺人事件(女子高生が行方不明となり、彼女の彼氏だった高校生が自殺してしまう)の真相を究明する」ことに決めたところから物語は始まります。560ページの長編で、前半はまずとにかく関係者に片っ端からインタビューしたり、資料や情報を収集していく段階で、なかなか話が前へ進んでいかないのでやや退屈なのですが、残り三分の一を過ぎたあたりから段々と面白くなっていきました。私が「こいつが犯人だ!」と目星をつけていたのとは全く違う人物が犯人だったりしましたが、読み終わってみればとても丁寧に作り込まれた出来の良い推理小説でした。同じ女子高生を主人公にした続編『優等生は探偵に向かない』は既に出ていて、こちらの評価も高いようなので、いずれまた読んでみる予定です。

 

加圧するめダイエット

 アマゾンではこれまでの購入履歴を参考にしたオススメ商品が表示されるのはご存知の通りですが、その機能はあまり優秀ではなく、表示されるものの中に本当に欲しいものがあることはあまりありません。しかし、先日『加圧するめダイエット』という本が表示され、そのタイトルに「何じゃこりゃ?」と興味を持ったので内容の紹介文を読んでみると、加圧ベルトを使った筋トレで効率的に筋肉を付けて基礎代謝を上げて、その一方で食事ではするめを食べることによりタンパク質を補給するというものでした。それが全てで、それ以上の有用情報はたぶん無いだろうと察しはつくものの、著者は東大医学部卒の医師であるので、もしかしたら何かあるかもしれない、と思ったので購入してみることにしました。書店で本を手に取ってパラパラと読んでみることができれば良かったのですが、あいにくと紙の本は出回っておらず、電子書籍しかありませんでしたので、ダウンロードしました。読んでみた感想は、やはり予想通りの内容で、加圧トレーニングとするめ摂取以外の情報はほぼありませんでした。ただ、タンパク源をするめにすることはユニークで、お腹が空いて我慢できないような時に、菓子パンや甘いお菓子を食べるよりは良いのは確かで、その点は参考になりました。

 

学問の神様

 京都の伏見稲荷大社の敷地内に東丸(あずままろ)神社があります。伏見稲荷の門をくぐってすぐ右側にあるので、伏見稲荷と深い関係があるのかと思いきや、全く独立した神社であり直接的な関係は無いそうです。この神社の御利益は、学問成就・試験に合格、と言った「勉強系」なので、受験シーズンになると学生の参拝者をよく目にするようになります。私は受験生ではないので、この神社に参拝する必要は無いのですが、せっかく目の前にあるのだし、ひょっとしたら何か良い事があるかもしれないという期待を抱きつつ、伏見稲荷を訪れた際にはいつもついでにお参りしています。

 ところがそんな私が、今年の冬に仕事関係の資格試験を受けることになりました。一生懸命勉強するのは勿論ですが、やはり神様の助けも必要だと思ったので、今回はこの東丸神社の御守を購入しました。普通の神社ですと、勉強系の御守は「学業成就」となっているところがほとんどですが、この東丸神社は「頭脳聡明」となっているところがユニークで面白いし、効き目がありそうな気がしないでもありません。それから、他の神社と同様に祈祷も行っているそうなので、来月にこちらへ来た際には受けてみようかなとも考えております。

 

神無月の京都

 平日の朝の通勤時よりも30分ほど遅い電車に乗って名古屋へ行き、新幹線に乗り換えて京都へ行ってきました。この週末は色々と予定が詰まっており忙しいので、京都行きは来週に延期しようかとも考えたのですが、次の週末は「スポーツの日」を含んだ三連休で、更に暑さも和らいできたということもあって京都などの観光地にはどっと人が押し寄せることでしょうから、今週のうちに済ませておく方が無難だと判断しました。

 それでも京都の駅も街もたくさんの人で溢れており、外国人観光客の姿も増えてきたように感じました。いつものように伏見稲荷大社へも寄っていきました。こちらも参拝者というよりは観光客がだいぶん戻ってきたようで、修学旅行で訪れているであろう学生もたくさん見かけました。

 伏見稲荷大社の入口の鳥居(一の鳥居)の塗り替え工事がやっと終わったようで、足場やシートは取り除かれていました。ただ、正直なところ、以前と大して変わらないように見えました。

 エスプレッソは昨日も飲んだのですが、今日は京都某所のカフェにてエスプレッソ(ダブルエスプレッソ)を頂きました。エスプレッソというのは一般的には深煎りの豆を使うものなのでしょうが、このカフェでは煎り方が比較的浅い豆を使っているようで、もともと強いであろう酸味がエスプレッソにすることによって更に凝縮されてしまっていて、私の好みではありませんでした。しかし、ちゃんと砂糖を一緒に出してくれる点は大変良いです。日本ではエスプレッソを砂糖無しで飲む人もいるようですが、砂糖を入れた方が絶対に美味しいと思いますし、エスプレッソ発祥の地のイタリアでも砂糖はたっぷり入れるのだそうです。あまりかき混ぜずに飲んで、最初は苦味が強かったのが、次第に甘くなっていく味の変化を楽しむのだとか。

 

スタバ、カルディ

 所用のため午前中は名古屋へ。少し早く着いたのでスタバへ入りました。と言ってもトールサイズのコーヒーをゆっくりと飲んでいるほどの時間は無いので、エスプレッソをデミタスカップで頂きました。

 エスプレッソはソロ(1ショット)とドピオ(2ショット)がメニューに載っていますが、私は大抵の場合、更に1ショット追加した計3ショットのエスプレッソを注文することが多いです。エスプレッソ用のデミタスカップはソロまたはドピオ用のサイズになっていて、そこへ計3ショットを入れると溢れてしまうので、従来は紙カップに入れて供されていました。しかし最近は3ショット入れても溢れないサイズのデミタスカップが新たに作られたようです。これはつまり3ショットでの注文が増えたので、スタバとしてもそれに対応したのかもしれません。やはりエスプレッソは紙カップではなくてデミタスカップで飲んだ方がカッコいいですから、私としては嬉しい限りです。

 名古屋から帰る前にカルディへ寄りました。買いたかったのは、以前、金沢在住のイタリア人のマッシさんのツイッターで紹介されていたイタリアのビスケット。このビスケットは牛乳に浸して食べることを前提としていることが表示されているのですが、面倒だったのでそのまま食べました。単独で食べると素朴な味わいで、日本の「そばぼうろ」に少し似ている食感なのですが、これを牛乳に浸したら美味しいかもしれません。ミルクティーでも良いかも。