おみくじ

 例年の元日の初詣は地元の神社を3箇所ほど回り、各神社で新しい御神札を頂いてきたものでしたが、今年は1箇所(氏神様)を詣でるにとどめました。かつては更に伊勢神宮とか京都の伏見稲荷大社とか静岡の富士山本宮浅間大社まで初詣に行ったこともありましたが、近年はそこまでする気力もなくなりました。

 今年も氏神様でおみくじを引きました。小吉でした。かつて大吉だった年もありましたが、だからといってその年に良い事がたくさん起こったかというとそんなことは全くないので、何が出ようと気にしなくなりました。だったらおみくじなんか引かなきゃいいのかもしれませんが、おみくじの紙の裏側に書いてある「神の教」の内容に興味があるので毎年欠かさずおみくじを引いてしまいます。今年の「神の教」には、苦しい時に神頼みをしたり、嬉しい時に神様のお陰だと騒いだりするだけではなく、何もない平穏な日々にも、無事に過ぎゆく日常の御恩を朝夕神様に御礼申し上げる事が大切じゃ、と書いてありました。しかし、私は毎日、朝晩、自宅の神棚に手を合わせ、通勤の行き帰りとも自転車で氏神様の前を通過する際には心の中で手を合わせているので、「日々の御恩を・・・」とか言われるのは心外。