宝くじ

 年末ジャンボ宝くじが発売中です。1等は前後賞合わせて6億円ということで話題になっているようで、「買ってみようか」という気がしないでもありません。
 ところで1等が当たる確立がどのくらいなのかな、と思ってネットで検索してみたら、だいたい1千万分の1ぐらいらしいです。1千万分の1と聞いてもあまりピンときませんが、仮に宝くじの紙の厚さが紙幣と同じ(100枚で約1センチ)だとすると、1千万枚は1,000メートルということになります。実際には紙の厚さはもう少し薄いような気がしますが、それでも東京スカイツリーよりもはるかに高い高さに積み上げられた紙の束の中に当たり券はたった1枚しかないという計算になります。あるいは、東京都民(約1,300万人)が1人1枚ずつ買ったとしたら、1等が当たるのは1人しかいません。
 単純に数字で表すと、1等が当たる確率は0.00001%で、これはもう実質的には「ほぼゼロ」と考えてよい数値です。それなのに、テレビで宝くじのコマーシャルを観ると「ひょっとしたら当たるんじゃないか・・・」という気になってしまうから不思議です ^^;)