先週に引き続き、今週の土曜日も長良川で花火大会が行われました。普段は静かな街の中が、花火大会の日だけは県外からもたくさんの人がやってくるので、場所によっては道路が渋滞したり、駅周辺の駐車場が満車になったりして不便なのですが、まあ仕方がありません。
花火大会が始まるのは夕方の6時くらいなのですが、まだ日の高いお昼頃から街の中を浴衣を着た若いカップルが手なんかつないだりして歩いています。昼間は浴衣のままショッピングモールをブラブラしたりランチをしたりして、夜になると長良川の方へ移動して花火を観るというのが浴衣デートの流れなのでようか。傍観者からしても、浴衣を着ている人を目にするのはこの日ぐらいなので「どんな浴衣を着てるんだろう」と思ってそれなりに興味をもって観察してしまいます。女子の場合は、一頃は素人目から見ても着付けの仕方がヘンテコで美しくなかったのですが、ここ最近はちゃんと着れる人が増えたのか、今時の若い人でも簡単に美しく着れるデザインの浴衣が登場したのかはわかりませんが、なかなか綺麗に着こなしている女性が増えてきているように思います。
一方、男性の方はどうもあんまりイケてないような気がします。よく見ると、適当に我流で着ているわけではなく一応きちんとしているようなのですが、そうであってもパッと見た目が貧弱で、特に首から胸元にかけてがみすぼらしく、どことなく「病気がちな武士」みたいな印象を受けてしまいます。今時の若い男子はスリムでシュッとした体型の人が多いのですが、浴衣は恰幅の良いメタボ体型じゃないと似合わないのでしょうね。