『半沢直樹』というテレビドラマが人気らしいです。ラジオ番組をPodcastで聴いていたら、そのドラマのことを盛んに褒めていました。もっとも、そのラジオ番組は『半沢直樹』と同じ放送局(TBS)なので、そりゃ番宣はするでしょうが、それを差し引いてもなかなか見所がありそうな感じでした。原作は『下町ロケット』や『空飛ぶタイヤ』など、企業の中の人間を描いた作品で有名な池井戸潤で、『半沢直樹』は銀行を舞台にしたお話らしいです。これが結構ドロドロしたストーリーらしく、人間関係のもつれや足の引っ張り合いなどがたくさんあって、「ま、これはドラマだから誇張して描いているだけで、実際の銀行内部はここまで酷くはないんじゃないの」と思って現実の銀行関係者にきいてみると、あながちフィクションではなく、割とリアルなのだそうです。そういうこともあってか、このドラマの人気が高まる一方で、「将来は銀行へ就職したい」という学生が減りつつあるとまでまことしやかに言われているのだそうです。
そういうドロドロした状況を、主人公の半沢直樹(堺雅人)がズバッと解決するところに『水戸黄門』や『大岡越前』のようなカタルシスを感じるとPodcastのパーソナリティは言っていました。ここまで言われると相当気になってしまい、このドラマは3〜4回放送されたところなので、これから見始めてもまだ追いつくことが出来るとのことなのですが、最近は忙しくてテレビを観る時間がなかなか無いですし、能年玲奈が出ているわけでもないし、現実の私の会社の中だって十分ドロドロしているのに家へ帰ってきてまたドロドロ世界を観るのも何だか疲れそうなので観ようかどうしようか考え中 ^^;)
- 作者: 池井戸 潤
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- 発売日: 2007/12/06
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