昨日のNHK『ためしてガッテン』は「脳が若返る」というようなテーマでした。とても興味があったので、かなり期待して観ました。内容的には「脳が若返る」というよりは、いわゆる「記憶術」の活用方法がメインとして取り上げられていました。記憶術自体は新しくも何ともないのですが、脳の中の「場所細胞(place cell)」と呼ばれるものとの関連で説明されている点が説得力があり、なるほどなと思いました。
また、記憶力の世界チャンピオン(50代のドイツ人男性)が紹介されていたのですが、日々行っている記憶力向上のためのトレーニングのうち、なんと半分を有酸素運動に当てているのだそうです。有酸素運動(サイクリングやジョギングなど)を行うと、脳の中の海馬の細胞を増やす肥料のような働きをする物質が生じるのだそうです。「頭を良くする」ことをテーマとした本を読むと、必ず出てくるのが有酸素運動なのですが、その重要性をあらためて認識し、これからも有酸素運動はしっかりと継続しなくては、と思いました。