先日読んだ『骨ストレッチランニング』の著者である松村卓氏と
古武術家の
甲野善紀氏の対談を収めた『「筋肉』よりも「骨」を使え!』を読んでみました。大雑把に言うと、先日読んだ『骨ストレッチランニング』と同じく、手などの末端の動きを敢えて抑制することにより
体幹の動きを引き出し、効率良く・速く・大きな力を発揮するというものでした。これはこれで参考にはなりましたが、現在の一般的なスポーツ力学を全面的に否定するような論調は如何なものかと思いました。ただし、陸上短距離の100m走で日本人で初めての9秒台が期待されている桐生君もこの本に書いてあるメソッドを取り入れているらしいので、人によっては効果的なのかもしれません。この分野の本をもう何冊か読んでみようと思います。