- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: 文庫
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しかし、今回読んだ内田樹氏による村上春樹論は、大胆な仮説を打ち立てながら、村上作品の奥の方までグイグイと入り込んでいき、これまでずっとはっきりしなかった「なぜ村上春樹の作品が世界中で受け入れられているのか」という問いに対する答えもズバリ書かれていて、「なるほど、そうだったのか!」と納得する部分がたいへんたくさんありました。さすが内田樹氏です。これらを踏まえて、もういちど村上作品を読み返してみたいです。