マラソンを終えて、会場から松本駅前へ向かうタクシーの中で運転手さんに「松本では何が美味しいのか」を尋ねてみましたところ「蕎麦だね」とのこと。やっぱり蕎麦か、と心の中では思いつつも、オススメのお店などをきいてみると、駅やその周辺の立ち食い蕎麦屋にあるようなシンプルなものの方が自分は好きだ、とのお答えでした。確かに、シンプルなものの方が蕎麦本来の美味しさを味わえるのでしょうね。
そこで、駅前の立ち食い蕎麦屋を探し歩きたい気持ちはありましたが、時間がたっぷりあるわけではないですし、走り終わった後ですから疲れているので、駅の周辺で真っ先に目についたお店へ入ってみました。
メニューは、ざる蕎麦とかけ蕎麦の2種類のみで、トッピングとして各種天ぷらを追加できるようになっています。私はかけ蕎麦とエビ天を注文しました。
食べてみますと、シンプルながらも、だからこそ蕎麦の味がよく分かるような気がしました。おつゆの味は甘めでした。これが信州のスタンダードなのかもしれませんが、個人的にはもう少し塩味が強い方が好みです。