今日の朝日新聞の岐阜県内版のページに、岐阜市には上水道用の浄水場が無いと書いてあり、驚きました。普通は、川から取水したら飲料水に適したレベルにまで浄化するための施設があるのですが、長良川の伏流水はとても綺麗であるため、殺菌用の塩素を加えるだけで、各家庭に送っているとのことでした。長いあいだ岐阜市に住んでいながら、そんなことは全く知りませんでした。
県内には美味しい水が取れる所が幾つかあり、そのうちのひとつ、岐阜県関市の約1億年前の地層から湧き出る『高賀の森水』というミネラルウォーターは、比較的よく知られており、2000年のシドーニーオリンピックのマラソンで金メダルをとった高橋尚子選手(岐阜市出身)は、給水所にこの水を置いていたそうです。
ここで取れる水は、浦安の某テーマパークでは『ナチュラルスプリングウォーター』という商品名で、また羽田空港では『空水(くうすい)』という商品名で売られているそうです。
水が綺麗だということは、「都市化が進んでいない」即ち「田舎」ということなのでしょうが、この水は大きな資源であり財産であるのだなあと思いました。
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