指の長さと身体能力

ランナーズ 2012年 02月号 [雑誌]

ランナーズ 2012年 02月号 [雑誌]

 月刊誌『ランナーズ』を立ち読みしていたら、気になる記事があったので購入してじっくり読んでみました。
 その記事とは「ランナーとしての才能は指の長さでわかる!?」というもので、(人差し指の長さ)÷(薬指の長さ)の値とクロスカントリーのタイムとの相関性を統計処理して調査した結果が取り上げられていました。各指の長さは、右手の指の付け根の手のひらに最も近いシワから指の先端までの長さをミリ単位で測ります。指の長さの比率には明確な男女差が見られ、女性は1に近く(人差し指と薬指の長さが同じ)、男性は1よりも小さい(薬指の方が長い)のだそうです。指の長さの比率に差が出ること自体には科学的根拠があるそうで、胎児期の男性ホルモンの量が多いほど、筋肉や心臓血管系の発育が促進され、それが薬指の長さにも反映されるのだそうです。
 但し、これをすぐさま一般論と捉えるのは軽卒で、あくまで今のところ、ある調査においてそのような傾向がみられた、ということしか言えません。実際に、薬指が短くても身体能力が高い人はいくらでもいるのですから。
 ちなみに私の指の長さの比率は、予想通り、だいたい平均的な値でした (^^)