坐禅

心が大きくなる坐禅のすすめ (知的生きかた文庫)

　坐禅に関心を持つようになるとは、子供の頃には想像も出来なかったのですが（窮屈で、退屈そうに見えたので）、いろいろと本や雑誌を読むうちに段々と興味が湧いてきて、もっと知りたい、やってみたいと思うようになりました。
　坐禅に関する本で、取り敢えず最初に読んだのは『心が大きくなる坐禅のすすめ』でした。この本はどちらかというと「形から入る」ことに重点を置いており、やや物足りなさを感じましたが、入門編としてはこれでも良いかと思いました。
　続いて読んだのが、小池龍之介さんの『「自分」を浄化する坐禅入門』で、こちらは形よりはむしろ内面（心）のコントロールの仕方について詳しく述べられており、小池さんの他の著書（『考えない練習』など）と共通する部分もありますが、なるほど、と納得できる内容でした。更に、この本にはCDが付いていて、小池さんのガイドを耳で聴きながら坐禅のレッスンを行うことも出来るようになっています。

「自分」を浄化する坐禅入門