ランチ

 お昼に知人と名古屋駅で待ち合わせ、駅前の高層ビルの上の方にある中華レストランでランチを食べました。ランチタイムにこのお店に来るのは3回目なのですが、3回目にして初めて窓際の席に座ることが出来ました。天気が曇りだったのが少し残念でしたが、それでも窓からの眺めを存分に楽しみながら食事をすることが出来ました。「このくらいの高さから見渡せてしまうなんて、名古屋って意外と小さいのね・・・」とその知人は呟いていました。


 お昼なので点心だけでも良かったのですが、コース料理を注文しました。前菜、スープ、点心4品、メイン、炒飯、デザートという内容で、ひとつずつはそれほどの量ではないのですが、コース全体では割とボリュームがあります。前回、前々回に一緒に来た人はいずれも残したのですが、今回の人はアッサリと完食したので少し驚きました ^^;)

 季節の素材が料理に幾つか取り入れられていて、大きな栗が鶏肉と一緒に炒めてある料理(名前は覚えていませんが)は、なかなか良いお味でした。一般的に栗は、今となっては巷に溢れすぎていて、それはそれで喜ばしい一方で、ありがたみが反比例的にダウンしているように感じていたのですが、今日食べた栗はとても風味が豊かで、久しぶりに美味しい栗に出会ったなあとしみじみとし嬉しい気持ちになりました。
 
 デザートは、カボチャのスープのようなスイーツでした。カボチャを裏漉したものの中に角切りのカボチャとタピオカ澱粉から作られた粒が入っていました。砂糖などの甘味料でごまかしていない、カボチャの優しい甘みが舌に心地よかったです。

 味という点においては、先月行った名古屋ヒルトンの中にある中華レストランの方が美味しいのでしょうが、雰囲気は今回のお店の方が静かで落ち着いているので、ゆっくりと話をするには向いているように思います。