ファーストクラス

 青山氏の講演に出てきたエピソードなのですが、青山氏のお知り合いのある会社経営者が国際線の飛行機のファーストクラスに乗った時に、ある政党のトップの方をファーストクラスの座席で見かけたのだそうです。それもただのファーストクラスではなく、ファーストクラスの中でも更に豪華な「スーパーファーストクラス」とか呼ばれている超特別な座席で、料金は300万円ほどなのだそうです。その政党は政党助成金を受けていないので(と書くと、どの政党なのか見当がついてしまうのですが)、300万円の中には国民の税金由来のお金が含まれているわけではなく、自分たちでかき集めた資金から支払っている以上は少なくとも法的には何の問題も無いのでしょう(どこかの知事さんよりはマシ)。しかし、年収300万円以下で生活している国民が数多くいる(国民全体の4割程度か?)という状況で、普段は「庶民の味方」であることを標榜している政党のトップがそんな贅沢をしているのは如何なものか。