待つ時間

今回もスマホから入力しています。パソコンのキーボードに比べると、入力スピードがかなり遅くて、時間をかけて入力しても、アッと言う間に読み終えてしまう分量しか書けていないことに大きな徒労感を覚えます。音声入力が出来たら楽なんだけどなぁと思いますが、テクノロジーとしては既にある程度出来上がっていて、そう遠くない未来には一般に普及してそうな気がします。

さて、23日は祝日でしたがうちの職場はもともと出勤日でした。世間が休みの日に働くことに対して、あぁ他の人はお休みでイイよなあ、なんて思ってましたが、年の瀬ともなるとどの会社も忙しいのか、通勤電車は行きも帰りも勤め人風の乗客でけっこう混み合っていました。

そんな慌ただしい中、気仙沼ニッティングからクリスマスカードが届きました。今年の春に気仙沼を訪れた際に気仙沼ニッティングの店舗にてカーディガンを注文しました。といっても少人数の編み手さん達でたくさんの注文をこなしているので、私の注文の品を編み始めるのはまだまだずっと先で、商品が手元に届くのは2年後ぐらい。そういった長〜い待ち時間ではありますが、こういったクリスマスカード(社長である御手洗瑞子さんの直筆メッセージ入り!)が届くと、ゆっくりと流れていく待ち時間をしみじみと味わうことが出来て、「待つ」というのもまんざら悪いものではないなぁと思います。「待つ」というのは、例えばエレベーターが来るのを待ったり、ラーメン屋でラーメンが出てくるのを待ったり、電話した相手が出るのを待ったり等、多かれ少なかれイライラ感が伴うものであり、待つというのはそういうもんだとずっと思っていました。しかし、待つ時間には別の側面があるのだなということに、この歳になってやっと気が付きました。