連休

 会社の製造部門(工場)というのは、連続して稼働した方が効率が良いので「連続して働いて連続して休む」、つまり所謂「飛石連休」における休日の間の平日は休みにするというスケジュールを組むことが閑散期にはよくあります(その代わり、繁忙期には休日が出勤日になりますが)。今年のゴールデンウイークも製造部門は何と10連休なのですが、私の所属する本社はカレンダー通りです。しかし「働き方改革」がスタートしてからは、休日に挟まれた平日は有給休暇の推奨日とされるようになったので、本社勤務でも連休を増やすことが可能となりました。今年ですと、4/30〜5/2の3日間のうちの何日かを休みにする人が割といるみたいです。私は5/1に父を病院へ連れて行かねばならないので休暇を取りました。そして私の部署には同じく5/1に休みを取る人が何人かいました。どうせなら4/30か5/2に休んだ方が連休が長くなるのに、何故真ん中の5/1に休むのかが不思議と言えば不思議ですが、きっとそれぞれにそれぞれの理由があるのでしょう。そのうちの一人は「真ん中に休んだ方が週末気分を味わえる回数が増える」と言っていました。そんな発想は今まで全く無かったのですが、言われてみれば確かにそうかもしれません。連休を利用してどこかに旅行に出かけるのでなければ、そういう工夫をしてささやかな喜びを味わうというのもストレスを軽減する良い方法なのかもしれません。