名前

 取引先の会社の担当者が新入社員1名(男)とともに挨拶を兼ねて来社しました。その新人君から受け取った名刺を見ると下の名前は「大地(だいち)」でした。すごく立派な名前です。こういう名前の政治家がいたら思わず1票投じてしまうかもしれません。こういう「自然系」の名前は雄大でどっしりとしたイメージがあり、御両親もそのような思いを込めて名づけたのかもしれません。色々と大変なこともあろうけど、名前負けすることなく、頑張ってほしいものだと思いました。

 中野信子さんの『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』という本を読みました。中野信子さんについては以前にも書いたことがありますが、「才能は努力では何ともならない」みたいな割と身も蓋もないことを書くところが、それが真実であったとしても、イマイチ好きになれないのでした。この「運」に関する本でももしかしたらそういうことが書かれているのかと思ったら全く違いました。運を良くするのも悪くするのもその人の考え方次第ということが様々な学術論文を引用しつつ書かれており、大変興味深く感じました。