マラソン大会

 例えば何処かへ、マラソン大会とか、何か講演会を聴きに行くといったような、ちょっとした旅行を計画したとして、それをめぐる自分の感情が以前よりも大きく変化するようになってきました。と言いますのは、今よりもずっと若い頃は、「あっ、このマラソン大会、走ってみたいな!」とか「この人の話が聴きたいな!」というものを見つけたら、ワクワクしながら申し込んで、そのワクワクがピークを保ったまま当日を迎える、というパターンが多かったのですが、最近ではワクワク感が当日を前にして急速にしぼんでしまうことが増えました。そしてしぼんだ後に残るのは「めんどくさぁ〜」とか「こんなもの、申し込まなきゃよかった・・・」という感情で、そのネガテイブな感情の処理に悩ませれたりします。マラソン大会なんかだと、申し込んだけど結局行かない、ということも増えてきました。この感情の変化は、夜に気持ちのテンションが高い状態で書いた手紙とかブログを翌朝になって読んでみると大幅に書き直したくなるような気持ちの変化と少し似ているような気がしないでもありません。また、決断するのに時間がかかったり、決断した後に気持ちが真逆に変わったり、そもそも決断なんてしたくないと心の底では思っていたり、というのはもしかしたら歳をとることによる変化なのかもしれません。

 そして、そういった感情のウネリをくぐり抜けた末、この度は日曜日に長野県松本市で開催される信州大学ラソンに参加します。申し込んだのも締め切りギリギリでしたし、申し込んでからも、やっぱやめておこうかなぁ、会社の仕事も忙しいから休日出勤した方がいいかぁ、と気持ちが揺れ動いて散々悩みました。しかし、今回の信州大学ラソン信州大学が授業の一環として開催しているもので、信州大学の学生に加えて地元市民や、私のような他の地域からのランナーが参加し、ランナーが快適に参加出来るように様々な工夫がされているそうですので、どんな感じなのかなぁという好奇心が勝ったので、最終的には参加する運びとなりました。種目はフル(42.195キロ)とハーフのふたつがあり、さすがにこの時期にはまだ十分な走り込みが出来ていないのでハーフにしました。制限時間内に何とかゴール出来るように頑張ります (^o^)/