- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2012/07/19
- メディア: 単行本
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ところが、今回の本は仏教をテーマにしており、仏教が「軽いマイブーム」となっている私にとっては捨て置くことが出来ず、読んでみることにしました。
内容としては、仏教の誕生から現在に至るまでの流れや、どうして日本では葬式に特化した、いわゆる「葬式仏教」と揶揄されるようなスタイルになっていったのかが解説されており、私のようなビギナーが読んでも分かり易かったです。
本の後半は、チベットの高僧(タムトク・リンポチェ)およびダライ・ラマ14世との対談が収められており、こちらはどちらかというとありきたりの内容でしたが、ダライ・ラマに会えてしまう池上彰ってスゴイんだな、と思いました。
余談ですが、この本の中に、大手流通グループのイオンが2010年から葬儀サービスを開始したと書いてあり驚きました。特に料金体系に関しては、何となく曖昧さが感じられる業界だったので、イオンの参入によってそのあたりがスッキリと明朗になるのは良いことだと思いますが、まさしく「ゆりかごから墓場まで」、生活のあらゆる分野をカバーするイオンの姿勢は商魂たくましいですね ^^;)