小池龍之介さんの本は何冊も出版されていますが、たて続けに集中して読むようなことはせず、1冊読んだ後にその内容について暫く考える期間をおいてから、また次の本を買い求めたり、あるいは以前読んだ本をもう一度読み返してみたりしています。
小池さんが説いているのは、現在の仏教に見受けられるようなコテコテの宗教っぽさは全く無いので取っ付き易いですし、いかにして頭の中を飛び交うノイズを減らして集中力を研ぎ澄ますか、とか、怒りの感情をコントロールしてストレスを減らすか、といった快適に過ごすための、あるいは仕事や学業のパフォーマンスを上げるのに直接役立ちそうなノウハウにフォーカスしているので、よくある自己啓発系の本などよりもよほど実践的だと思います。
本を読んだからと言って、それですぐに何かが改善されるわけではなく、そのテクニックを習得するにはそれなりの練習が必要ですので、私もお稽古を怠らず、少しずつ上達していけたらと思っています。