有給休暇を取った金曜日、まずは、この日から岐阜高島屋で始まる写真家・岩合光昭さんの写真展『ねこ』を観に行くことにしました。開催初日は会場に岩合さんがやって来て、30分ほどのトークショーがあり、その後にサイン会が行われるとのこと。サイン会は先着200名とされていましたが「岐阜のような田舎に岩合さんのファンがそうたくさんいるとは思えないので、急いで行くこともなかろう」と油断していた私が甘かったです。会場に着いてみると大勢の客でごった返しており、サイン会の整理券配布場所の前には既に長い列が出来ていました。それを目にした私は「先着200名のうちに入れるかどうかは微妙だなぁ」と半ば諦めかけていたのですが、ギリギリ198番目に整理券をゲットできてラッキーでした。
岩合さんのトークショーで面白い話を聞けることを楽しみにしていたのですが、マイクを使っているのに何だかモゴモゴとした音しか聞こえず（これは岩合さんの声に問題があるのではなく、会場の音響スタッフのミスだと思われます）、何を言っているのかさっぱり分からなかったのは残念。
そしていよいよサイン会。私自身は、岩合さんの写真家としての活動を普段から熱心にチェックしている大ファンというわけでは全くないのですが、やはり本人を前にすると嬉しさとコーフンが湧き上がってきました。当日会場で購入した岩合さんの写真集にサインしてもらい、握手もしてもらいました。生で拝見する岩合さんは、とても穏やかで優しそうなお方で、柔らかくて温かい手をしていました。これからも、ほとんどライフワークとなっている猫の撮影を続けていって欲しいと思いました。
↑岩合さんの直筆サイン。（猫のイラストはスタンプで押したものです。）
