鉄道

 通勤で利用している電車の中に見慣れない車両がありました。外側はいつもは白地に青色のラインが入っていたのですが、全面的に青色になっていたり、内装は天井に星空が描かれていました。調べてみると、今年はこの鉄道会社が出来て130周年で、それを記念した装飾を施した車両が作られたとのこと。今から130年前とは1894年(明治27年)。新橋・横浜間で蒸気機関車の運行がスタートしたのは1872年(明治5年)ですが、名古屋にはまだそんなものは無かったようで、130年前は線路の上に乗せた客車を馬が引っ張って進む「馬車鉄道」だったらしいです。そんな鉄道があったなんて今まで知りませんでした。馬に引かせるならわざわざ線路を敷かなくても普通の道路でも良さそうな気がしますが、それなりの理由があったのでしょうね。