奇妙な偶然

 会社から駅までの道に月極駐車場があって、そこに1台の白いポルシェがいつも置いてあります。そのポルシェを自分が所有している様を想像し、しばし妄想にふけるのが日課になっています。今日の帰りもその駐車場の前を通ったのですが、ポルシェはありませんでした。なぁんだ、今日は無いんだぁ、と思って、ふと見ると、いつもは車に隠れて見えない位置にその駐車スペースの持ち主の名前が書かれたプレートがあり、その名前が、なんと、私と同姓でした。単なる偶然以外の何物でもないことは百も承知ですが、妄想と現実の接点が生じたようで、ちょっと嬉しかったです。