コンビニのレジ

 会社の帰りにコンビニへ寄りました。お金を払おうとレジへ行くと、担当していたのは高校生らしき男性(というか少年)でした。夏休みのバイトなのでしょう。今日、入ったばかりなのか、動きがぎこちなく、声も小さく、斜め後ろでサポート役として立っているベテラン店員に時折アドバイスされながらレジ作業を行っていました。その少年の一生懸命な姿にややグッときて、心の中で「がんばってね!」と声を掛けてしまいました。
 コンビニのレジといえば、お釣りを渡す際に、差し出されたお客の手を両手で包み込むようにする人がたまにいます。先日も、お釣りを受け取ろうと、何も考えずに極めて機械的に差し出した私の手をレジの綺麗なおねいさん(たぶん女子大生)がそっと両手で包みこんでくれました。そんなことは予想だにしていなかったので驚き、軽く触れ合った柔らかでしっとりした指先から伝わってくるレジのおねいさんの体温を感じて狼狽してしまいました。「あ、そうだ缶コーヒーも買わなきゃ」と買い忘れた物があるフリをして、もう1回そのレジに並ぼうかと一瞬考えましたが、さすがにそれは実行しませんでした。
 しかし問題は「両手で包み込む」方式を行うのはおねいさんだけではないということで、先日は、35歳ぐらいの小太りの男性が、毛むくじゃらの熊のような手で私の手を包み込みました。お客様を大切にする気持ちはわかるのですが、相手によって対応を変えてほしいなと思いました (^_^;)