あの出来事の真相

 またまたPodcastの話なのですが、ニッポン放送の『ザ・ボイス そこまで言うか!』もほぼ毎回(月〜木)聴いています。主に政治・経済・その他目立った事件等について日替わりでいろんなコメンテーターが解説してくれるのですが、新聞やTVでは触れられていない一歩踏み込んだ説明がなかなか面白くてタメになります。
 特に興味深いのが木曜日担当の青山繁晴氏(独立総合研究所社長)で、この人はアメリカの政治家・役人・その他の要人とのパイプもあり、普通では聴けないような情報を提供してくれます。先週(6月11日)の放送では、現在国会で行われている安保法制に関する審議について解説していました。御存知のように、自民党がよんできた憲法学者3人が3人とも、集団的自衛権を行使可能にする新たな安全保障関連法案は「違憲である」との見解を示しました。なんでわざわざ与党にとって不利な発言をする参考人を連れてきたのかが疑問でした。青山氏によりますと、表向きは「自民党推薦の憲法学者」ということになっていますが、実際には人選に関しては自民党は役人に丸投げしており、その役人が参考人を選ぶ段階で「中国の手が入っていた」のだそうです。中国としてはこの法案を潰してしまいたいわけですから、いろいろと画策(当然そこには金銭の流れもあるのでしょう)しているのだそうです。集団的自衛権の行使の是非はともかく、我が国の立法府である国会に中国の意向が入り込んでいることにとゾッとしましたし、ショックを受けました。(しかし、対立する国家間ではこういった倒閣運動はよくあることなのだそうです。)そして、新聞やTV等のメディアは、そういった真相について一切言及しないことに対して歯痒さを感じます。