寿司のネギトロというのは、マグロのトロとネギを合わせたものだとばっかり思っていて、「ちゃんとした切り身ではないけれど、これだってトロなんだ」と信じて疑わずに食べていたのですが、そうではないということをつい最近になって知りました。マグロからいろんな部位を切り取った後、骨の間等に残っている肉を「ねぎ取る」（＝こそげ落とす）ことによって得られた肉片というのが「ネギトロ」の語源のようで、回転寿司で出されるネギトロはそうやってねぎ取った肉片の集まりに油（サラダ油？）を加えてトロっぽい風味に仕上げているらしいです。これは別に食品偽装ではないのでしょうけど、そういう裏側を知ってしまうと、何だか興ざめではあります。
