小説の方はなかなか読み進まないけれど

 以前、作家の平野啓一郎さんのトークを生で聞いたり、サインをしてもらったりしたあたりから急速にファンになりつつあるのですが、平野さんの小説である『葬送』はなかなか難しくてあまり読み進んでいません。こういう文学の王道のような作品をグイグイと読んでいけたら随分と楽しいのだろうなと思いつつ、もう少し読み易そうな別の作品『マチネの終わりに』も並行して読んでいます。
 格調高くて、誰でも読みこなせるのではなく、「読む人を選ぶ」タイプの作品が多い平野さんはラジオ番組も担当していて、『スキマから聴こえてくるラジオ 平野啓一郎の”そろそろいい時間”』という番組をポッドキャストで聴き始めました。こちらは小説とは違って誰でも楽しめる内容になっています。