ついに開封

 1月下旬に誕生日プレゼントとして父に贈った『獺祭 その先へ』は、1か月以上神棚の前におかれていましたが、先日、やっと開封されました。こういうお酒を飲む時にはやはり一緒に食べる物も選ばないと、と思いちょっと高いお刺身の盛り合わせなんかを買ってきたりしました。
 こんなに高額なお酒を飲むのは初めてで、一体どんな味がするんだろうかと期待が高まる一方で、それほどでもなかったらどうしようかという不安も少しありました。
 ところがこれが期待以上の美味しさで、口当たりは獺祭の他のシリーズ(精米歩合23%とか39%とか)と同様にスッキリとしていますが、少し経ってからジワっと浸透してくる余韻の部分は、他のお酒では感じることの出来ない風味でした。さすが、値段が高いだけのことはあるなぁ。高いから、何か特別な機会でなければ買うことは出来ないでしょうけど、いつかまた飲んでみたいです。

 尚、『獺祭 その先へ』の瓶に貼ってあるラベルは、美濃和紙に山本一遊という日展会友の書家が一枚ずつ手書きしたものなのだそうです。高額商品で出荷数が限られているため、直筆が可能なんでしょうね。そういう偉い書家の直筆ではなかったら(普通に印刷されたものだったら)、もう少し安い値段になったのかな?