トウガラシ

 辛い食べ物は嫌いではないのですが、際限なく辛くても大丈夫かというと、そんなことは全くなくて、あるレベルを超えると頭や顔から汗がダラダラと吹き出すことになります。例えば、ココイチのカレーはスタンダードの「1辛」なら美味しく頂けますが、「スパイスカレー」という香辛料をふんだんに使ったカレーを食べると「汗ダラダラ状態」に陥ってしまいます。しかし味に対する好奇心は旺盛なので、辛いもの系であっても何か新商品を見つけると買ってしまうことがあります。先日スーパーでS&Bの『粗切り トウガラシ』というチューブ入り香辛料を見かけた時もつい買ってしまいました。「使い方無限大」と書かれているので用途は広いのでしょうが、取り敢えずは風味がストレートに分かるものに使ってみようと思い、讃岐うどんのぶっかけを食べる時に入れてみました。どのくらい辛いのかは未知数でしたので、何となく欲張って多めに、チューブから2センチほど出したのをふたつ分(計4センチ分)をうどんの上に乗せてかき混ぜました。麺は温かかったので、かき混ぜている時に麺から立ち昇ってくる湯気が顔に当たると、湯気に混じった辛味成分(カプサイシン)が皮膚を刺激してきました。食べてみると、やっぱりたくさん入れ過ぎた、と激しく後悔するほどの辛さで、今この文章を書きながら思い起こしているだけで額に汗が滲んできます。でも味の質は良さそうで、和・洋・中のどの料理とも相性が良さそうです。

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