コーヒー豆

 新型コロナの影響でスタバが臨時休業に入り、お気に入りのコーヒー豆が手に入らなくなってしまったことは以前ブログに書きました。スタバのコーヒー豆はオンラインショップでも購入できますが、この機会に他の豆を色々と試し買いしてみようと思い、アマゾンで探していたら目に留まったのがilly(イリー)というイタリアのブランドの豆でした。イタリアで生産された(焙煎して缶に詰められた)豆を日本のキーコーヒーが輸入・販売しています。イリーの豆にもいくつか種類がありますが、挽いていない(豆のままの)深入り豆を選んで注文。「イタリアの深煎り豆」となれば、相当な深煎りで真っ黒になった豆の表面に油が浮いてテカテカしている状態を想像していたのですが、届いた豆は真っ黒でもなければ油が浮いているわけでもなく、一般的なイタリアンローストに比べると浅い煎り方のようでした。飲んでみると、苦味は弱く、それに変わって酸味が目立つ風味でした。酸味が強いコーヒーは好みではない私ですが、このイリーの場合は質の良い酸味であり、これはこれで悪くはないなと思いました。しかし、やはりもっとガツンと苦味が強いコーヒーが飲みたいので、今回購入した豆はきちんと消費するけれど、リピート買いすることは無いでしょう。それにしても、所詮、カップに入った、たった200ml足らずの茶色い液体のために、こんなにも振り回されているのは滑稽と言えば滑稽です。