名古屋で開催されている『バンクシー展』を観に行ってきました。このコロナ禍の中ですので入場制限がされており、事前に入場時刻を指定されたチケットを購入してから会場である旧名古屋ボストン美術館へ向かいました。しかし、入場制限しているというものの会場内は結構「密」でした ^^;)
バンクシーという覆面アーティストについては、それなりの知識を持っているつもりでいたのですが、こんなにもたくさんの作品を発表していたのかと、まずはその圧倒的な作品数の多さに驚かされました。それらを一度に目にすることが出来ただけでもこの展覧会に来た甲斐がありました。
ただ「痛烈な社会風刺」というのが基本的な作風であるので、観終わってから大きな感動に浸ったり清々しい気持ちになるようなことはありませんが、それはそれで、芸術のひとつのタイプなので仕方がありません。逆にこういう陰鬱な作品をこんなにもたくさん創り続けるメンタル面でのパワーはどこから来るのか、というバンクシーの内面にも関心が湧きました。
そしてこの展覧会では全ての作品の撮影がOK(但しフラッシュの使用は不可)でしたので、気になったものをスマホで撮影しました。