御神札

 初詣の際、御神札を買い求めました。氏神様の神社は最初に行った時にはまだ社務所が開いていなかったので、暫く経ってから再訪し御神札を入手しました。御神札は毎年新しいものに買い替えるということを長年続けてきたわけですが、今回初めて気になったことがありました。それは御神札を包んでいる薄い紙は剥がすべきなのか、そのままでよいのか、ということです。今までは全く気にすること無く、そのまま神棚に並べていたのですが、本来は剥がすべきなのかもしれないと急に思ったのでした。早速ネットで調べて、神社関係者のそれに関する見解を読んでみました。結論は「どちらでもよい」。もともと、持って帰る間に汚れてしまわないようにするための包装紙として巻かれるようになったのですが、御神札を直接手で触れることや、神社名や御祭神の名前が直に見えてしまうことは恐れ多いと感じることから、薄い紙を剥がさない人も多いのだそうです。神様を敬い、御神札を大切に扱うという気持ちがありさえすれば細かな様式にはこだわらないのだそうです。そういう大らかで、細かいことを気にしないところが神道の良いところかもしれません。