明日から仕事

 7日間に及ぶお正月休みは今日が最終日でした。お休みというのは、小学校の夏休みから社会人のお正月休みに至るまで、始まる前はたっぷりと時間があるように思えても、すべからく「あっ」という間に容赦無く過ぎてしまうことは、さすがにこの歳になると頭では理解しています。頭では分かっていて、「あっという間に過ぎちゃうぞ」と心の準備をしていたにもかかわらず、今年のお正月休みは例年にも増してあっという間に終わってしまいました。光陰矢の如し、という言葉があります。「光」は日、「陰」は月を意味し、「光陰」は月日という意味で、それが矢のように過ぎ去る、という意味なのはここであらためて説明するまでもないのですが、今年のお正月休みは「矢」どころではなく、矢にロケットエンジンを積んで超音速で通り過ぎていったかのようでした。最初の3日間ぐらいはそうでもなかったのですが、年が明けてから時間の経過のスピードが一気に速くなったように感じました。決して働くのが嫌だとか会社に行きたくないというわけではありませんし、職場に嫌な人がいるわけでもないし、難儀な仕事が待ち構えているわけでもありません。むしろ早く会社へ行って働きたいという気持ちも少なからずあるのですが、いくつになってもまとまった休みの最終日に感じるブルーな気分のうっちゃり方が下手な私です。せめてもの救いは、休み明けが月曜ではなく水曜で、水木金の3日間さえ乗り切ればすぐまた三連休になることと、会社へ行って仕事を始めればすぐに仕事モードに切り替わってブルーな気分など吹き飛ぶことも経験的に知っていることです。