うちの会社内で音楽の好みが似ていて話が通じる唯一の人であるSさんとは部署が離れている関係であまり顔を合わせることは無いのですが、久方ぶりに業務の都合で一緒になり、最近どんなのを聴いているかについて暫し立ち話をしました。その中で、チャットモンチーのボーカル&ギターの橋本絵莉子がソロアルバムを出したと知り驚きました。チャットモンチーは橋本絵莉子の出産を機に惜しまれながらも5年ほど前に解散してしまい、私としてはそれっきりになっていたのですが、ソロで復活しているとは全く知りませんでした。Sさんが言うには、バンドの解散、そして出産を経たせいなのか、彼女が作る曲にもそれらの経験が反映されているように思え、チャット・モンチー時代よりもむしろソロになってからの方が好きだと。それは一度チェックしてみねばと思い、帰宅してからユーチューブでソロになってからの曲を幾つか聴いてみました。う〜ん、私としてはソロよりもチャットモンチー時代の方が断然惹かれるな、と期待が外れてやや残念でした。チャットモンチーの魅力は、なんと言っても大学の軽音サークルのバンドみたいなノリと、歌詞の中のキラリと光るうまい表現だったりするのですが、ソロになってからは、まるで魔法がとけてしまったかのように、平凡に感じられました。だけれども、まだ全部の曲を聴いたわけではないので、もうあと何曲か聴いてみたい気はします。