ダンベル何キロ持てる?

 暫く前にあるテレビ番組でスポーツジムをテーマに取り上げていて、ジムへ行って筋トレをしたりすることが若い女性の間でも流行っているということを紹介する中でチラッと映ったのが『ダンベル何キロ持てる?』というマンガでした。どんな内容なのか気になったので、iTunesからダウンロードして電子書籍としてまず第1巻を読んでみました。主人公の女子高生が友人から「最近ちょっと太った?」と言われたことにショックを受けたことをきっかけに、一念発起してジムへ通い始め、筋トレ初心者の主人公がジムのトレーナーの指導により基本的なことから順に学んでいきます。よくある「マンガで学ぶ〇〇」みたいなハウツー本にもう少しストーリー性を持たせた内容で、ウエイトトレーニングだけでなく、食事についても解説されており、初心者にも理解しやすくなっています。割と参考になる部分が多かったので第2巻も読んでみたくなりました。このマンガはアニメ化され、スカパーで昨年放送されたそうですが、そちらはあまり興味がありません ^^;)

 

伊勢うどん

 外宮を参拝した後、伊勢うどんを食べました。よく考えてみたら、伊勢うどんはこれまでに二度ほど食べた記憶がありますが、ちゃんとしたお店で食べたことはありませんでした。この機会に「正しい伊勢うどん」を食べておこうと思い立ち、スマホで調べて表示されたお店の中から「まめや」というお店を選びました。ちゃんとしたお店と言っても伊勢うどんの専門店というわけではなく、伊勢うどんもある定食屋さんのようでした。私が注文したのは伊勢うどんと揚げ餅のセット。小皿にのっているネギと天カスを掛けて食べます。デザートにバニラアイスが付いていました。

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 太い麺が茶色いツユに浸かっています。ツユの色は濃いですが、塩辛いわけではなく、甘味も感じました。麺はフニャフニャで、讃岐うどんのような強いコシはありませんが、これはこれで不思議な美味しさがあります。欲張って大盛りを注文してしまったのですが、予想していた以上に麺の量が多くてお腹がいっぱいになりました (^^) 

 

  お店から出て歩いていると「伊勢らーめん」と書かれた看板がありました。伊勢らーめんとはどんなラーメンなんだろう?

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外宮

 伊勢神宮へ行く際、これまではずっと外宮→内宮という順番で参拝していました。何故かというと、ネットなどで調べてみたら昔からそうするのが一般的だと書いてあったからです。そして伊勢参拝のメインはやはり天照大御神を祀ってある内宮であり、実際の参拝者数を比較してみても、外宮は閑散としているのに対して内宮はいつも混雑しているので、外宮など行かずに内宮にだけ行く人が多いのでしょう。私自身もやはり「メインは内宮」と思っていましたが、外宮がある以上、そちらを無視することは出来ないので一応参拝、正確には「参拝」というよりは「立ち寄る」という感覚だったかもしれません。

 そんな私でしたが、何故だか唐突に「外宮をしっかりと参拝してみよう」と思い立ち、今回は外宮だけに行って、内宮へは行かずに帰ってくることにしました。行ってみると、朝早い時間帯ということもあってかいつものように参拝者は少なく静かで落ち着いており、天気も良くて、とても清々しい雰囲気でした。

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 正宮へ行き、いつもよりも多めに御賽銭を入れてから二礼二拍手一礼。国家の安泰と世界の平和を祈願しました。その後、外宮内にある別宮(風宮、土宮、多賀宮)をお参り。そして今回は初めて外宮で御祈祷を受けました。

 外宮だけをじっくりと参拝するというのも良いものでした。これが例えば関東などの遠方からだと、一度に何箇所も廻ることにならざるを得ず、外宮だけというわけにはなかなかいきませんが、私の場合は名古屋から1時間ちょいで来れるので、こういう贅沢な時間の使い方が出来るのが嬉しいです。物理的にその場所へ行けば形の上では参拝したことになるのかもしれませんが、バタバタと慌ただしくなってしまっては単に「行った」に過ぎません。観光ならそれでも良いのでしょうが、やはり心を落ち着けてこそ本当の意味での参拝になると言えましょう。次回は内宮だけを参拝しようと考えています。

危機への対応

 先日、スーパーで買い物をした際、レジで私の前に並んでいた女性がマスクの箱(たぶん6箱ぐらい)を両手いっぱいに抱えていました。噂には聞いていましたが、新型肺炎対策として大量にマスクを買っていく人を目の当たりにしたのは初めてでした。その女性の順番がやってきて会計が始まり、レジの店員が「レジ袋は1枚5円です。」みたいなことを言っているのですが、どうやら客の女性の方は日本語が通じないみたいでした。初め見た時は普通の日本人かと思ったのですが、アジアの他の国から来ている人のようでした。東京方面ではマスクを段ボールごと買っていく人もいるようで、品薄状態が続いているらしいと聞きます。名古屋や岐阜はまだ大丈夫ですが、そのうちに店頭から消えているかもしれません。

 十数年前にSARSが問題となった際は、中国政府は自国内の感染者数やそれによる死亡者数をある程度正確に把握した上で外部に対しては小さな数字を発表していたのですが、今回の新型肺炎に関しては中国政府すら実態を把握出来ていないとも言われています。現在発表されている感染者数等の数字はあくまで医療機関を受診した人の数に基づいたものですが、実際には医療機関へ行けないまま重症化したり亡くなっている人がかなりの数にのぼっていると言う専門家もいます。

 中国政府は北京や上海を守るために、武漢は捨てたようですし、欧米の主要国は中国からの航空便を受け入れない決定を下しましたし、オーストラリアに至っては感染者を1,000キロ以上離れた離島に隔離しています。それなのに、日本はまだ甘い対策しか取っていないのがもどかしくて仕方がありません。中国とは海で隔てられているとはいえ、国内の感染者数はじわじわと増加していますし、本来なら国民の安全を第一に考えた対策を取るべきなのに、どこかに忖度したような、何処かから政治的圧力が掛かったかのようなことしか出来ていない現状には呆れたり憤ったりします。

55年

 サントリーシングルモルトウイスキー『山崎55年』を6月末に発売するとの発表がありました。販売されるのは日本国内のみで、100本の限定販売、価格は1本300万円(税別)。前回の東京オリンピックが開かれた1964年以前の原酒を使用しており、サントリーとしては過去最高酒齢のウイスキーとなるそうです。ウイスキーを樽に入れておくのは場所も取るしコストがかかるということを考えれば、熟成年数に応じて価格が高くなるというのは分かりますが、300万円とは異様な高価格です。内容量は他のウイスキーと同じく1本700mlだとして、バーで飲む場合の標準的なワンショット(30ml)で割ると23.3杯分となり、300万円を23.3杯で割ると1杯当たり12万8,755円となります。

 こういう高価なウイスキーは投機目的で購入されることも多く、ワインのような温度管理も必要無いし、時間が経てば価格は確実に上がっていくので少なくとも銀行の定期預金よりは特だし、一般的な株式投資なんかよりも利回りが良いのかもしれません。

 ただ、風味に関して言えば、ウイスキーというのは年数が長ければ良いというものでは必ずしもないらしいです。随分前にバーへ行った際にマスターが言っていたのですが、何かの機会に50年物のウイスキーを飲んだら、それほど美味しくはなかったそうです。いわゆる「気が抜けた」みたいな風味で、ウイスキーとしてのピークを過ぎている感じがしたと言っていました。純粋に風味だけなら、18年とか25年あたりが美味しさのピークになるように思えます。