飽きないもの

 駅で電車を待っている時、ホームに溢れんばかりにいる人たちのほぼ全員がスマホを使って通信に接続するので回線が極度に混み合うことになり、スピードが遅くて使いものにならないことは毎日のように起こります。そうなると私はネットに接続してニュースや新聞の電子版を読むのを諦めて、スマホにダウンロードしてある電子書籍を読むようにしています。開高健の『珠玉』という随筆を毎日少しずつ読んでいます。『珠玉』は紙の本も持っていて学生時代に読了していますが、その味わい深い文章は何度読んでも飽きません。ただひとつ問題があるとすれば、『珠玉』を読んだ後に他の本を読むと、その本が深みが無くて薄っぺらでカスみたいに思えてしまうことです。

 インスタやYouTubeの動画の中で食い入るように見てしまうのが、メジャーリーグまたは日本のプロ野球のピッチャーが投げる球をキャッチャー目線で撮影したものです。大谷のスライダーも大きく曲がるけれど、ダルビッシュのスライダーのキレは凄くて、何度見ても飽きません。こりゃ打てないだろうなぁ。


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