塩釜

 先週、仙台へ行った際、震災の被害が大きかった地域を自分の目で見ておきたいと思って、妹と2人で車で出かけました。しかし、被災地へ向かう高速道路はかなり混雑していたため、予定していた場所へは行けませんでした。それでも、途中、車の中から見た比較的被害が小さかった地域でさえ、海水に浸かったせいで街路樹が枯れて茶色くなっていたり、ビル等の建物が壊れたままになっていたりという現実を目の当たりにして、あらためてダメージの大きさを実感しました。



 車を走らせているうちに、塩釜方面へやって来たのですが、この辺りのことは詳しくないので、とりあえず塩竈神社へ寄ってみました。荘厳な雰囲気に満ちたとても立派なお宮さんでした。東北地方の復興とか、いろいろとお願いしてきました。



 そういえば、フランス人パティシエがやっているケーキ屋さんが塩釜にあって、震災の後、一度はフランスに帰国したものの、塩釜の人々に美味しいスイーツを食べてもらいたいと願って塩釜に戻ってきた、っていうのをNHKのニュースでやっていたのを思い出し、行ってみることにしました。そのお店は、JR仙石線本塩釜駅の近くにある『りんごの木』。こじんまりとした可愛らしいお店で、ケーキもありますが、メインはマカロンみたいで、正面のショーケースにたくさんのマカロンがありました。その他にも、クッキーやサブレ等の焼き菓子や飴とか、数多くの種類の甘いものが販売されていました。
 私たちは、マカロンを数個、サブレ、藻塩を使ったキャラメルクリームのシフォンケーキを購入し、妹の家へ持ち帰って食べました。どれも個性的な味で、ひとつひとつにこだわりが感じられ、とても美味しかったです (^_^)
この写真はシフォンケーキ。食べている途中で写真を撮ったので、実際にはもう少し大きいです。